海外情報

2020年イギリスを時系列で振り返る|新型コロナウイルス

 

2020年は新型コロナウイルスが猛威をふるった1年でした。

イギリスではアジア人差別にはじまり、2度にわたる全土ロックダウン、区域別に導入されたTireシステム。

・・・心身ともに翻弄されました。

記録として、2020年新型コロナウイルスの影響で起こったイギリスの出来事を綴っていきます。

1月31日〜|はじめての感染者。アジア人差別

1月31日、イギリス国内ではじめてコロナの感染者が確認。

しかしこのときはまだ多くの人は”東方の出来事”で、そこまで危機感を持っていませんでした。

私は連日流れる中国国内やダイヤモンド・プリンセス号のニュースを見て日本を心配していました。

 

2月に入るとイタリアでアウトブレイク、イギリスでも感染者が増えはじめます。

この頃からヨーロッパの一部の人たちに「ヘイト中国」が沸き立ち、現地にいるアジア人に対し露骨な差別が行われはじめました。

Amie
Amie
街中を歩いていたら車に乗った女性からいきなり「チャイニーズ!!」と叫ばれました。

コロナよりも差別する人たちが怖くて外出を控えるように・・・

3月はじめ|「パンデミック」宣言。

世界的にも急速に感染拡大していき世界保健機関WHOは3月11日、「パンデミック」宣言。

 

3月16日、ジョンソン首相がテレビ演説で、対人距離を確保する”Social distancing(ソーシャル・ディスタンス)”を奨励。「英国に住むすべての人はパブ、クラブ、劇場を避け、必要のない接触や旅行をすべて止め、可能であれば自宅で仕事をするべき」と発表。

引用:Sky news

イタリアの前例があるため近々イギリスもロックダウンすると国内で囁かれスーパーマーケットは長蛇の列。トイレットペーパーの買い占め騒動が起こりました。

3月23日|首相スピーチ。全土ロックダウンへ

3月23日夕方、ボリス・ジョンソン首相が全土ロックダウンを宣言。

“From this evening I must give the British people a very simple instruction

– you must stay at home.”

(今晩からイギリス国民に向けてとてもシンプルな指示をしなくてはなりません。

皆さん、家にいてください。)

 

当時のロックダウンのルールは

  1. 生活必需品の買い物、1日1回の運動、自宅で仕事ができない場合など「非常に限られた目的」のみ外出が認められる。
  2. 公共の場で他世帯3人以上の集まりを禁止。
  3. スーパーマーケットを除く、飲食店、小売店の閉店。
  4. 結婚式を含む社会的イベントの中止。

学校は休校、公共機関も一部時間変更/運休していました。

 

政府は個人事業主を対象に、所得の80%にあたる額を1カ月最大2500ポンド(約32万円)まで3ヶ月分を支給すると発表し、ほかにも住宅ローン支払いを3カ月猶予する救済策もとられました。

3月27日|ボリス・ジョンソン首相が感染

ボリス・ジョンソン首相は公式ツイッターで自身が新型コロナウイルスに感染したことを発表。

感染後もZoomで閣僚会議を行うなどしてきましたが、4月5日に容態が悪化し入院、集中治療室に入りました。

その後容態は徐々に回復し1週間後には退院、「助からない可能性もあった」としNHSに感謝の意を込めた動画メッセージを配信。

自分の命を救ってくれたすべての医療従事者の名前を呼び、さらに48時間そばで見守ってくれた2人の看護師の功績を称えています。

NHSとすべての英国民に感謝し、共に戦おうというメッセージは多くの人の心を揺さぶりました。

4月〜5月|ロックダウン最中

医療関係者、ケアワーカー、スーパーマーケットのスタッフに感謝とエールを送るために、週に1度夜8時にみんな外にでて拍手をするように。

私も外に出て拍手を送りましたが街中で歓声やホーンが響き渡り、このときばかりは私にチャイニーズと叫んだ女性を許せたのでした。(この頃まだ落ち込んでいた)

 

最前線で働くNHS(イギリス国営医療サービス)の医師や看護師へ感謝の意味を表すレインボーと、「Thank you NHS」「Stay Home」等メッセージが書かれた絵がお家の窓に貼られているのを目にするようになります。

引用:Chroniclelive

 

NHSスタッフをモチーフにしたストリートアートも話題に。

Image:Staffaid

Image:The sun

6月|規制緩和とマスク着用義務

ロックダウンからおよそ2ヶ月経ち、感染者が減少すると少しずつ規制が緩和されていきます。

6月1日には学校が再開し、他世帯の人でも6人以下なら庭や屋外スペースに集まることができるようになりました。

6月15日には非必需品店(Non-essential shops:美容室・小売店など)の営業も再開。

それに伴い、公共交通機関や店舗など屋内でマスク着用が義務化されました。

 

ロックダウン規制解除前の6月25日 引用:BBC

この時期に珍しく猛暑となった週末、ビーチに人々が押し寄せ警察が出動する事態になりました。

この光景はイギリス国内だけでなく海外でも批判されていましたね・・・

10月12日|3段階の警戒システム発足(Tire1〜3)

感染拡大を防止するために設けられた階層別警戒システム(Covid-19 tier system)が発足。

地域の感染状況によって、3つのレベル別(Tire1〜3)にルールが設けられました。

 

Tire 1

Medium risk

6人ルール(7人以上集まってはいけない)
Tire 2

High risk

6人ルール

他世帯の人と屋内で過ごしてはならない

Tire 3

Very high risk

はじめのロックダウンとほぼ同じ

(小売店はオープンしたまま)

 

Tire3には感染者が多かったリバプール、マンチェスターとランカシャー。

ロンドンは発足当初Tier1でしたが、10月17日にTier2に置かれ、屋内での他世帯と過ごすことが禁止されました。

11月5日|2回目の全土ロックダウン(期間限定)

11月5日〜12月2日まで4週間限定で再びロックダウン。

はじめのロックダウンとは異なり、学校/大学は閉鎖されず、飲食店はテイクアウトのみ営業可能。

小売店やパブ、美容院は閉店し、下記理由以外の外出は自粛となりました。

  • 仕事やボランティア活動
  • 法的義務の履行
  • 食料品の買い物
  • 教育、育児などの必須活動
  • 支援者との出会い
  • 医療上の理由
  • 個人的な祈りのための礼拝所への出席
  • 葬儀、臨終の際の結婚式などのイベント

2回目、しかも期間限定だったため混乱はなくクリスマスに向けて静かに過ごしました。

12月8日|ワクチン接種開始

米製薬ファイザーと独製薬ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されました。

ワクチン摂取の1人目に選ばれたのは90歳のマーガレット・キーナンさん。

引用:BBC

翌週に91歳の誕生日を迎えるキーナンさんは

「COVID-19の予防接種を受けた最初の人であることを非常に光栄に思います。私が望むことができる最高の早めの誕生日プレゼントです」

と語り、子供や孫たちに会えることをとても喜んでいました。

12月20日|クリスマス期間規制緩和を中止。Tire4導入

23~27日のクリスマス期間には一部ルールが緩和され、同じティア内ならば最大2世帯までを家に招いたり、同じ場所でクリスマスのミサなどを受けられる予定でした。

 

しかし19日の夕方、感染拡大を受けてクリスマス期間の規制緩和の取りやめを発表。

新たな警戒レベルシステムに移行します。

Tire 1

Medium risk

6人ルール(7人以上集まってはいけない)
Tire 2

High risk

6人ルール

他世帯の人と屋内で過ごしてはならない

Tire 3

Very high risk

飲食店はテイクアウトのみ
Tire 4

Stay at home

外出禁止。

非必需品店は閉店

 

今回新たに設定されたTire4では、通勤通学以外の移動は原則禁止。同じTire内では、屋外で他世帯の1人とだけ会うことができます。

 

Tire 4に置かれたのはロンドンとイングランド南東部。

「クリスマスディナー用のターキー注文したばかりなのに!!!!!!」

など、直前のクリスマスキャンセルにSNSでは失望の声が聞こえました。

12月22日|新型コロナウイルスの変異種の広がり

イギリス国内で広がっている新たなコロナウィルスの変異種により、欧州各国はイギリスからの渡航者の入国を禁止。

フランスを結ぶドーバー海峡で立ち往生するトラック 引用:Metro

 

フランス政府が英国からの貨物車両受け入れを停止したことで、英国と欧州大陸の貿易拠点であるドーバー海峡でトラックの大渋滞が起きました。

物流が閉ざされ食料品が手に入らなくなるのではないかと懸念されましたが、私の地域ではスーパーマーケットの品揃えはいつも通りでした。

12月30日|1日で5万人を超える感染者

過去最高レベルの感染がイギリス各地で続いています。

29日時点で1日の感染者が5万3135人確認されました。

引用:BBC

 

これにより、31日からTire4に置く地域を拡大。

引用:BBC

2020年イギリスを時系列で振り返る|まとめ

まだまだ収束の兆しがありませんが、2021年1月1日にEU離脱が完了しこれからイギリスは新しい時代へと突入します。

一体どうなるのか不安にもなりますが、私たちが今できることは「家にいること」

心が落ち着かないときは瞑想もおすすめですよ。

あなたにぴったりの瞑想タイプはどれ?|瞑想法8選瞑想は企業やスポーツ界、海外でも多くの人が日常に取り入れています。瞑想は座って目を瞑るだけだと思っていませんか?実はたくさん種類があるんです!今回は目的別に8つの瞑想法を紹介しています。ぜひあなたも瞑想を取り入れてみてはいかがでしょうか?...

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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